誰が為の音楽



リハーサルお疲れ様でした、ホールでの響きとてもよくなってきましたね!いよいよ明日が本番です。

2年間学指揮をつとめさせていただきましたトロンボーンパートの宇川です。

学指揮として、2年間「いのはなの音楽」と向き合ってきました。
ここに来るまで、ほんとに多くの人の支えがあり、とても多くの感謝があります。とても書ききれないので、演奏会を終えてから話すことにします。

「いのはなの音楽」ってなんでしょう、そもそも「音楽」をするってなんだろう、そんなことを考えることが幾度となくありました。

誰しも完璧な技術力を持っているわけではないし、足りていると言い切れる努力をしてきたわけではない、自分も含めてみんなが不完全であると思います。でも「音楽をする」ことはまた別であると思います。

「音楽」をする意味、「いのはなの音楽」
答えは出ないのかもしれない。一人一人違っていいんです。

自分にとって「音楽」をする意味は「音楽」の「流れ」に触れた時、その「流れ」の中にいるときの高揚感、言葉にできない感情、他に変えることのできない瞬間の幸せのような、そんなものを感じるために、続けているのかなと思います。

昨日の4楽章のtuttiのとき、トロンボーンのコラールはうまく響いたような気がしました。(今日はもう少しでしたね汗)
みずながフルートソロを表現して、しだとこうみが反応して、弦楽器と木管楽器が繋いで、うちののオーボエが、トロンボーンのコラールを呼び込む。
その時の感覚は、大事なフレーズを「吹く」ものではなく、オーケストラ全体に「吹かされる」といったようなものでした。そして、求めている瞬間がそこにあったような気がします。

いい「音楽」は「流れ」だと思います。オーケストラ全体で絶え間ない「流れ」をつくります。みんなの演奏が、想いが「流れ」をつくります。「流れ」が繋がった時、いい「音楽」が生まれます。
誰かの、1人1人の「音楽」が、次の「音楽」を呼び込みます。

いのはなに気づいている人がどれだけいるかわからないけれど、学指揮で2年間向き合っていて、「いのはなの音楽」にはその「流れ」があるときがあります、そしてそれがうまくいった時、「いのはなの音楽」人の心を動かせるかけがえのないものになります。

学指揮としての役割は、いかに「いのはなの音楽」を引き出せるようになるかという目標がありました。
その最後の仕事は、ステージの上で「いのはなの音楽」が奏でられるところを感じて聴き届けるところまでなのかなと思います。

明日の本番のステージを想像してみてください。

前プロの大祝は、かくたにと直井先生の呼吸が「音楽」を動かします。ともちゃんといっちゃんの呼吸が管楽器全体のコラールにつながります。ともみとまえじまの呼吸がアニマートに繋ぎます。すべてが繋がった時、マエストーソの響きがホールいっぱいに広がります。誰一人欠けても繋がらないんです。

中プロのくるみは、ましゅー、もえちゃんに誘われて、つよしはじめ弦楽器が幕を開けます。No.4では、はらちー率いるビオラが一風変わったおじさんを表現してくれるでしょう(実はトロンボーンも一緒にやってるんで聞いてみてくださいね)。No.6はなんといってもマーガレット先生のアングレですかね、No.8の天上の世界に徐々にのぼってくような感じほんとたまらないです。No.9はさくのフルートのほんとに寒い感じから、合唱の温かさ、幸せな響き、、チョコレートのゆかさまのソロ、アラブのでりーのの思わせぶりな感じ笑、トレパックのましゅーの大迫力の裏打ち、花ワルはあかりが木管を連れてきます。ハープのカデンツァが答えて、弦楽器のリズムにみさきちゃんはじめとするホルンが美しく響きます。30分間長く感じるようで、その中はとても色彩豊かで、エモいポイントがたくさんあってその1つ1つが観客を感動させます。

メインのブラ4、とても書ききれないですが、
冒頭のバイオリンの1音目で観客の心をぐっと引きつけます。そこから1度も途切れることなく壮大な1楽章が進みきのきののティンパニが堂々と1楽章を締めます。
2楽章、まゆことおうかちゃんが高らかに旋律を奏でます。心の中で「ナイスゆうたろう!」「ナイスたんたん!」って唱えます。弦楽器全員の響きがホール中に音を満たします。
3楽章、うみおちゃんの出番です。きのしたとうみおちゃんたちが1音ずつ前に進み駆け抜けます。(走ってはダメです、アンサンブルをするんです)、かいせいやまよちゃんの輝かしい音が聞こえたら楽しい時間も終わりに近づいていきます。
途切れる間も無く、厳かで、どこか神聖で怒りのようなものを感じる4楽章がえでらをはじめ天高くのぼっていきます。木管、弦楽器とこだわりぬいたフレーズが続きます。みずなのソロがなって、しだが、こうみが、、うちのからトロンボーンコラールに、戻ってきた後はクライマックスに向けてすべての音を噛み締めながら弾きます。最後の音が鳴り響いた後に、割れんばかりの拍手が起こるでしょう。

アンコール、19も多く乗ってると思います。
みんな笑顔です!はっちゃけてます!演奏してる人の楽しさは必ず伝わります!全員で笑って演奏会を終えます!

想像できましたか?

明日の演奏会必ず成功「します」!
成功「させる」のではなく成功「する」のです!
1人1人の想いが、必ずいい「音楽」につながります!

「音楽」は1人ではできません。大学祝典序曲、くるみ割り人形、ブラームスの4番それぞれオーケストラを続けていれば、どこかでまた出会うかもしれない。このメンバーでやることはもう無いでしょう。

その演奏は、学指揮のものでもなければ、直井先生のものでもない、ソロを吹く誰かのものでもない、自分たちのものです。大切な仲間のために、1人1人の想いが繋がったものが「いのはなの音楽」です。

自分は、なんだかんだ言って、この部活が好きです。
本当に色々なことがあったし、つらいことも嫌なこともあったけど、それ以上に居心地が良くて大切な仲間がいます。
この部活に入ってよかったとほんとに思います。

余談ですが、19を迎えるにあたって、新歓隊長も務めさせていただきました。
21人の19のみんな入部してくれてありがとう。
新歓コンパでした約束覚えてるでしょうか?
「入部したことを後悔させない」
どれくらいできているかわからないですが
「この部活に入ってよかった」と思える演奏会でありたい。

長々と書いてしまいました。

明日は、この素晴らしいメンバーで、習志野文化ホールいっぱいに「いのはなの音楽」を響かせましょう。

明日の演奏会が、亥鼻音楽部の1人1人にとって、来ていただいた聴衆1人1人にとって、かけがえのないものになりますように。

宇川達貴




テーマ : もっと綺麗になるために・・・♪
ジャンル : ヘルス・ダイエット

ブラ4コンマスです

LINE電話の着信音で目が覚めました。時計を見ると、8月28日水曜日の夜12時過ぎでした。僕は部活から帰るやいなや、そのまま布団に倒れこみ寝てしまっていたようでした。

電話をしてきたのはコントラバスパートの池田君でした。「今から飲みに行くから来ないか」という電話でした。

呼ばれた店に行きました。池田君と学指揮の宇川君がいました。2人は、その日の練習のブラ4の2楽章が上手く行かなかったことについて話していました。そして、僕が到着するなり二人は僕に言いました。

「今日の練習、やる気なかっただろ」

そんなことはない、と最初は思いましたが、よくよく考えました。自分では普段と同じようにまじめに弾いていたつもりでしたが、どこかに、「先生がいないから」という油断がありました。その油断が他の人にも伝わり、演奏全体に影響してしまったかもしれません。

本番を目前にしていますが、最近のtuttiは上手くいくときと上手くいかないときの差が激しいと思います。上手くいっているときは、鳥肌が立つような涙が出るような瞬間が生まれていると思います。逆に上手く行かないときは、内容が無い演奏になってしまっています。水曜日の2楽章もそうでしたし、昨日の練習も3楽章の途中で走ってしまい、崩れかけてしまいました。

上手く行かないときはなぜ上手く行かないのでしょうか。要因の1つに、一人一人が音楽を楽しめていないということがあると思います。水曜日の僕もそうなってしまいましたが、毎週部活があると一回一回の練習を何も考えずに終えてしまう人がいます。tuttiの時間をただ座って音を出しているだけで終わってしまっている人がいます。

しかし、合奏ができるのは当たり前のことではありません。経験年数は違えど、自分の楽器と自分なりに向き合ってきた人が百人程度いて、同じ部活に入って、何時間も練習して、だれかが練習予定を決めて、だれかが練習場所を確保して、だれかが楽器を運搬して…途方も無い努力が積み重なって奇跡的に一回の合奏が達成されます。そんな奇跡的な時間をなにも考えずに終わってしまっていいいはずはないと思います。全力で、その奇跡を感じなければいけないと思います。

「ミスをする」というと音程を外すとか、他のパートとズレるとかが頭に浮かびますが、本当にしていけないミスは、周りの音が聴こえなくなって自分だけの世界に陥ってしまうことだと思います。

オケをやる人の特に弦楽器の人の中には、「なんで自分はこんな下手なんだろう」とか思ったり「弾けてなくてすみません…」とか言ったりする人がたくさんいます。音楽を本気でやろうとすればするほど、自分の至らなさがたくさん見えてきて、マイナスな感情が増えてきてしまいます。その結果積極的な演奏ができなくなり、先生に「もっと音楽しなさい」と言われます。

自分の演奏に対するネガティブな考えは持ちたくなくても持ってしまうもので、仕方ないと思います。誰でも常にそういう気持ちを持っていますし僕も持っています。
しかし、そういった考えを演奏に出すのは良くないです。自分の演奏技術はすぐに変わるものではないですから、それを嘆くことに意味はありません。次に出す音をどんな音にするか考えることの方が大事です。

僕は高校生のときに初めてヴァイオリンを触った人間で、ブラームスでコンマスをやるに値する技量は全くありません。なので、ネガティブなみなさんの気持ちはよく分かります。しかし、ネガティブな気持ちのまま消極的な音楽をしてしまいtuttiの贅沢な時間を無駄にしてしまうのはもったいないです。


気づけば音楽部に入って3年半が経っていました。当たり前だと思っていた毎週の練習が、実はとても贅沢で貴重なものだと気づいたのは最近でした。仲間との時間についてもそうです。深夜に集まって音楽の話をすることも無くなっていくと考えると寂しい気もします。だからこそ残り少ないtuttiの時間を全身で味わい尽くしていきたいと思います。

齊藤剛

読んで欲しいです

こんにちは。池田です。だいぶ遅れましたが部日誌書きます。
本当は別のことを書こうと思っていたのですが今日、午前中にロビコンの練習をしてて新しく書く気力が湧いてきたので書こうと思います。

今日、練習の最初と最後で通したのですが全く別物になりました。なにが変わったのかというと昨日直井先生がおっしゃっていた「意識」だと思うのです。

6重奏をやるのですが6人で合わせをやるとなるとオケ以上にアンサンブル力が試されます。最初に通した時も勿論アンサンブルはしっかりしていたわけですが、なぜかうまくいかず、音楽も停滞気味、ダイナミクスもイマイチ、という感じでした。今ならわかりますが、なぜそうなっていたかというと自分の音楽を出す前に他人に合わせようという意識だけが先行していたからなのだと思います。ある箇所でVcが32分をずっと弾いている箇所があります。そこでVnVaは色々と動くわけですが、最初は皆Vcに合わそうっていう意識しかありませんでした。だからうまくいきませんでした。ただ合わそうと思っても音楽停滞するだけなのです。そこでどんな練習をしたかというとVcも含め、そこをどのような方向性で音楽を作りたいか、一緒にまず決めその音楽をVnVaで作りました。そこにVcにも入ってもらってやったら、なんと、見違えたように変わりました。これがさっき言ってた「意識」の向け方の違いだと思います。この箇所しか練習していないのに、その意識の方向を変えたおかげで、最初から最後まで、全ての音楽が見違えるように変わりました。後ろ向きにただ合わせるだけの音楽が、前向きな、積極的な音楽になったのです。

今回のプログラム、特にブラ4 に関してはアンサンブル力が試されるわけですがなぜか様子を伺うあまり消極的で面白くない演奏になっていると思います。ブラ4 に関わらずどの曲においてもそうではありますが。昨日のくるみ割りでは、花のワルツがあまりに楽しくなくて、めちゃくちゃやったら直井先生から怒られてしまいました。煽りすぎたかなぁとは思いましたが、でもどの曲も弾いてて正直全然楽しくないんです。それは昨日直井先生がおっしゃっていた「意識」が変な方向に向かっているからだと思います。みなさんはアンサンブルをする、合わせる方に意識を持っているのかもしれませんが、それ以前に自分の音楽を出さないとアンサンブルのしようがありません。ここ1週間の演奏は全部そのような感じだったと思います。




合宿の時にブラ4が終わったあと、ある先生にこう言われました。

「みんななにがしたいのか全然わからない」

この時の状況は今とはちょっと違いますが、でも今のままだと次また同じこと言われるんじゃないかと思います。合宿の時は密に音楽と向き合うわけですからtuttiの時もそれぞれ自分の音楽がありました。その上で、この言葉は、みんな譜面にかじりっぱなしで全然周りの音を聴けてない、会話できてないっていう趣旨だったと思います。少なくとも僕はそうでした。
今のtuttiも「なにがしたいのかわからない状況」であるわけですが、これは合宿の時よりもさらに1段階前の話で自分の音楽すらあまら出せていない状況です。自分の音楽を出した上で合宿の時のように周りの音を聞き合うことでいわゆる、アンサンブルっていうものができるのだと思います。

なにが言いたいかというと、意識を周りの音を聞きすぎること(アンサンブル)に向ける前にまず、自分の音楽をさらけ出す方に意識を向けて欲しいのです。

まず自分の音楽をする→それを聞いた(アンサンブル)他の人がそれに呼応するように音楽をする→無限ループで良いアンサンブルが生まれていく、のだと僕は思います。

勿論、自分の音楽を出すことに意識を向けすぎて、転んだり走ったりしたら意味がありません。あくまで今まで注意されたことを踏まえた上で音楽をしてほしいとは思っています。

もしかしたら直井先生が昨日おっしゃったこととは意味が違うのかもしれませんが、今日のゲネプロ、当日リハで合奏の雰囲気を変えていけたらいいなと思います。

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ジャンル : お笑い

こんにちは。1年ぶり、4度目の部日誌エントリーとなります、中プロコンマスの竹内です。前はご飯大臣として書きました。

もう1年経つんですね。明後日には16Mと同期のNPEが幹部上になると聞いて正直何言ってるのかわからん状態です。というか半年後には14Mと16NPの神々が卒業するって真?

せっかくコンマスとして幹部じゃないのに部日誌を書く機会をいただいたので、ストイックに音楽の話を書いていこうと思います。今年一年通して生じた、僕の音楽に対する考えの変化について報告というか公開というかをしようとおもひて書きます。と言ってもそんな大した内容じゃありませんが。

これまで僕を悩ませてきた疑問の一つとして、なぜ僕は楽器を練習するのか、というものがありました。突き詰めると、なぜ僕は音楽をするのか、という疑問でもあると思います。

昨年も似たような内容を書いた気がしなくもないですが、あの時はみんなが心を通わせられて気持ちいいから(要約)、みたいなことを解としました。しかし、この解はかなり弱い解であると思います。心を通わせられるだけの技術がなかったら?弾けてない人がいたら自分が練習する意味はなくなるのでは?ゐのはなである必要とは?そもそも心を通わせるとは?と無限に弱点が見つかってきます。

なんとなくこんなことを考えながら一年過ごしてるうちに、自分がした音楽により誰かいい気分になってそれが素敵だからだ、という解が新たに心の中に湧いてきました。前の解がこちらの投げかけに対し周囲が投げ返してくることに対する喜びに着目しているのに対し、今回の解はこちらが投げかけることに対する喜びに着目しています。周囲への依存性を解いた、ということでもあります。

自分の演奏を聞いて、誰かがいい気分になる。それだけで十分うれしいのに、いい気分になった誰かがそれに共感し合わせてくれる。それを聞いた誰かがさらにいい気分になって、また合わせてくれる。(以後無限ループ)
その共感の最終形態としてオーケストラが存在し、自分らが増幅させた共感を観客にとどけ、観客にも共感してもらえたらみんなよりいい気分になると思います。
はじめはリズムや音程を合わせていき、やがて強弱、音質、表現へとだんだんグレードアップできたら聞いてる人はもっと気分がよくなるし、もっと深い共感が得られるかもしれない。そのために自分は練習していて、そういう風にしていい気分になってほしい人が多くいるから僕はゐのはなにいるのかなーと思いました。

報告は以上です。本質的には、団員と観客に違いはないと思います。自分が演奏を通して発したエネルギーを、演奏で返してくるか拍手で返してくるか、くらいの違いでしょうか。
コンマスはその共感の軸になりうる存在だと思います。本番まであと少しですが、なんとか自分の音楽を皆さんに発信していきたいと思います。皆さんも皆さんの演奏を僕にお聞かせください。

技術はまだまだ未熟でご迷惑おかけしますが、お互いの演奏によって本番の日が皆さんにとって、そして僕にとっても普段とは少し違う、特別な日になったらいいなと思います。
(↓パンフレットに乗せる曲紹介を添付しておきます。ぜひ読んでみてください。)
drive.google.com/open

テーマ : 子育て
ジャンル : 育児

自分なりの答えです

16Mトロンボーンパートの冨田です。
会計という役職をやっていました。会計の仕事というよりかは、人を急かしてばかりの幹部人生でした。急かす割に返金が遅くなってしまいごめんなさい。
自分の中では、16と17を繋ぐ架け橋になりたいと思ってましたが、16とは何度も衝突し、17にはただなめられていただけだった気もします。でも、幹部メンバーとの飲み会とか楽しかったから、まあよしとしましょう笑
人数の多い幹部でいい意味でエネルギッシュ、悪い意味で暴走する幹部でした。暴走の末、新しい演奏会をひとつ立ち上げ、新歓の体制も大きく変えてしまいました。この是非は兎も角、100人を超える音楽部という大船が、いい方向へ舵を切るきっかけになっていたらいいなと思います。

この時期の部日誌はその人のことを改めて知るいいきっかけになります。一緒に幹部をしてきた部日誌は、例年にも増して、感慨深いものがあります。なぜかmmが仕事していたと褒めてくれたこと、口を開けば選曲の愚痴をしていた河田が語ったブラームスへの愛、そう言えば教育学部だった内野と出会えたことなどひとつひとつに感動していました。僕も、最後の部日誌ということで、やっぱり、何かしら「良いこと」を書いてRTといいねを稼ぎたいという下心が出していたら、宮負に「良いこと」って何ですか?と言われました。この言葉で踏ん切りがついたので、今思うそのままの気持ちを書こうと思います。


僕は音楽部のことがずっと嫌いでした。
...言ってしまった...。
この部活の他人に無干渉で、上手いひとが偉いみたいな風潮がとても嫌いです。だから初心者は放置するし、実際、毎年何人か辞めていくし、あんだけ新歓の時はご飯会に人いるのに、普段の練習後のご飯会は固定メンバー10人程度しか来ない...新歓の時にあったあの何でも受け止めてくれる優しさは何だったのか、新歓詐欺なのか...?

...これ感じているのたぶん僕だけじゃないですよね?幹部の皆さん定演前のエモさで忘れてません?笑
音楽部の人と人との繋がりは人数が増して栄えているような錯覚のもと、本当に大切なものがどんどん薄れているような気がします。

ここで頭の中で一つ浮かんでくること。
僕が音楽部にいる意味とは...?
音楽部じゃなくたって、音楽は出来るし、友達も出来ます。以前から頭に浮かんでいたこのことが、幹部になって、それ以前より考える頻度が増えました。

僕自身、幹部になってすぐ、部活が異常に嫌になって、春定を機に音楽部生活にピリオドを打とうとしていました。以前から何度かやめたいと思うことはあり、そのときに頂点に達していました。細川に相談したらこう言われました。
「いままで自分を育ててくれた部活・先輩に対して恩を返したいと思わないのかい。」
僕にとってこの答えは40点でした。赤点です。
なぜなら、能動的な意味ではなかったから。部活や先輩の恩を返すというある種他人に尽せりの理由はその頃の僕には受け付けませんでした。

結局、自分の優柔不断な性格と、仕事をやらなければならないという使命感によって、部活はなあなあにも続けることとなりました。が、この時「部活にいる意味」の答えは出ず仕舞いで悶々とした日々を過ごしていました。

そんなある日、昨年の定演DVDが配布されました。自分がメイントップを務めた演奏会。ひとりで鑑賞していると、シベ1の4楽章の丸山のソロのとき満面の笑みをしている自分が画角に収められていました。
その時自分の中で、自然と先ほどの問いに対する、ひとつの答えが出ました。
自分が音楽部にいる理由は、
「常日頃から一緒に練習している人と、本番、生の演奏を一緒に生み出していくこと」
なのではないか、と。

最近、一般団体のアマチュアオーケストラに参加することがありました。信じられないことかもしれませんが、社会人も多いため、1stVnは1人。木管も各パート1人しかいない、みたいなことがザラにありました。本番の音楽はすごい良かったですが、何か物足りなさを感じました。
それに対して、亥鼻音楽部は、週2回、実習とかで来れないことはあっても人がちゃんと集まれる部活動です。そんな環境にいると、自然と他人の演奏にも愛着が湧きます。大学祝典序曲でともちゃんといっちゃんが隣で吹いてくれるコラール、くるみ割りでのドロッセルマイヤーのトロンボーンソリ、ブラ4の4楽章のみずなのソロなどなど。プロと比べたら、劣るところは絶対あるのだけど、自分の中での、その曲の、そのフレーズは顔なじみの演奏の方が、YouTubeの音源より心にくるような気がします。
普段から聞いている愛着のある演奏が、本番ホールで響いた時に得られる興奮、高まりは、大学に入ってからホームオケである亥鼻音楽部でしか僕は感じられていません。そんな興奮と高まりを感じた時、音楽部にいて良かったなと心から思える気がします。

100人もいたら各々話したことがない人も沢山いるでしょう。でもひとの音楽は聞くことは出来るし、その音を心から賞賛することはできる。音楽部によくいるわたしコミュ障なんで...っていうひとにも心の中ならできると思います。我々は言葉で繋がれなくても、音楽できっと繋がれます。だって音楽部の皆さんは、音楽が大好きだから。


今でも、僕は楽器を吹くのが苦手です。よく音程とかリズムとかで注意されて南無阿弥陀仏って感じです。でも、小さい頃、母親の弾く「エリーゼのために」が大好きで、音楽を聴くこと自体がずっと大好きでした。今でも変わりません。そんな僕だからこそ、このような答えに辿り着きました。
ここで、宣言します。

「僕は亥鼻音楽部のオーディエンスパートパートリーダーです。」

任期はあと2日です。100点とまでは行かないけれど、僕の中では、納得のいく、3年半で僕の辿り着いた「自分の音楽部でのあり方」なのだと思います。

今日も最後の10分以外は座ってブラームスの4番を聞いていました。ブラームスの4番1楽章の冒頭は純粋に曲として大好きなのですが、それを弾いている皆の顔は真剣で、曲の何倍もかっこよかったです。その姿を見れただけで、「僕はこの日まで部活を続けて良かった」と心から思え、過去の自分自身にも自信を持って「音楽部を選んで正解だった」と言える気がします。


音楽部をやめようか悩んでいる後輩がもしこの部日誌を読んでいたら、納得できないこともある文章だったかもしれない。確かに根本的な解決にはなってません。でも、苦しいときこそ、視野が狭くなりがちです。我々はオーケストラの部活です。本番のために皆でここまでやってきました。
本番は、一旦いろんな悩みを忘れて、みんなの演奏に耳を傾けて、顔を見て、純粋にオーケストラ楽しんでほしい。そうすれば、あなたなりの音楽部にいる意味が自然と見つかると、僕は信じています。

皆さんにお願いしたいこと。そして、自分に言い聞かせたいこと。
本番、ステージには100人を超える仲間と、音楽を導いてくれる先生がいます。自分だけで演奏してるわけじゃない、みんながあなたの演奏を聴きながら演奏しています。本番誰かがうまくいったら心の中でガッツポーズをして、失敗したらフォローしてあげる。ずっと一緒に練習してきた僕らならそれが出来るはず。深く考えすぎず、自分を信じて伸び伸びと楽しく音楽しましょう!それが自ずと良い音になるでしょう。



追伸
「感謝と謝罪」
自分が辛い時に投げやりになっていたのを受け止めてアドバイスをくれた盛さん、14金管のみなさん。本当に先輩方がいなかったらいま部日誌は書いてなかったと思います。ありがとうございます。盛さんはこの部日誌を読んでいたら飲みに連れてってください笑

金管セクションの方、ありがとうございます。
中でも、上が煩い中、いい感じにまとめてくれたセクションリーダーの西原さんありがとうございます。
トロンボーンパートの皆さん、ありがとう。
居てくれるだけで和ませてくれる天使ことがみえるさん、音楽性は違ったけど何だかんだ認めてくれるとこは認めてくれてずっと一緒に吹いてくれた宇川、我儘な先輩2人のお世話をずっとしてくれてた江寺、不器用だけど練習熱心で真面目な信岡、向上心の塊でとても上手な宮負。1年生の時はトロンボーン的降り番なかったけど、いまや降り番あります。まあそんなことより女子が増えてよかったです(?)
毎年、才能に溢れた後輩が入ってきて、新歓期は、後輩に下手と思われているのだろうと卑屈に感じて1年で1番嫌いな時期でした。そんな刺激が自分をここまで成長させてくれたと思います。今も多くの刺激を後輩からいただいてます。ありがたい限りです。
そして、長い間亥鼻、それ以外でも一緒に吹いてきた宇川と江寺と、チームプレイ命で個人的に大好きなブラ4を吹けることに感謝します。流石に本番piu allegroのラシドドレミーで泣いてしまうと思う。この3人だからこそできる音楽があると思うし、いい音で終わりたい。

その他。遊びに行くといつも構ってくれるパーカッションパート。飲み会で一緒にバカみたいに騒いでくれた17Pの子たち。昔はよくホームパーティやらご飯を食べていたえでらとみずな。謎にラウールにたくさんいった、音楽に対してストイックな竹内と、何だかんだ部活のことを考えて愚痴という形の愛情表現をしていた(ことで僕を働かせた)mm。ご飯会行きませんかーといつも言ってくれた内野。ボドゲ会などで遊んでくれた小海。帰りがけにラーメン食べながら悩み相談しあったまよまよ。ずっとくだらない話しかしてないのに仲良くしてくださったあんざいさん隊長さん。卒業してからも何回も飲んでくださったりょーこさんなまためさん。新歓の時からお世話になりっぱなしの15Mのお三方。馬鹿ばっかだけど、サ館に行くといつも誰かしらはいる、音楽部のことが大好きな16。

ここにはあげきれなかったけど、音楽面以外でも部活に入って良かったと思うのはたくさんの人のおかげです。ありがとうございます。

そして、高校のときからずっと一緒で、一番部活のために身を粉にしてたのに、その努力を外には見せず、音楽の熱も一番つよい細川。細川の頑張りを見て、僕も頑張れたところは多かったと思う。ありがとう。

また、この場を借りて謝罪しなければならないことがあります。今回の定演は、自分のことを棚に上げて、他人にこうした方がいいんじゃないと出来るだけ言うようにしました。労力もいるし、その上自分は音感もリズム感もないから言えることは少なかったです。正直、おうちゃんとかともちゃんとかいっちゃんとかまえじまとかたんたんとかかけるんとかトロンボーンテューバの後輩とかからしてみたらかなりうざい先輩だったと思います。けれど、もし自分の言葉をきっかけとして、本番ひとつの音でもいい音で演奏できるようになっていたのであれば、嫌われても怖がられてもいいかなと思ったのでやってみました。
実際僕のアドバイスなんて塵にも満たないものでしたが、アドバイスしようとみんなの音を聞いていた分だけ、本番、みんなの音の1番のオーディエンスパートになれるような気がします。本番の楽しみが増えたのはみんなのおかげです。ありがとう。
あ、でも、幹部上になったら黙るので、嫌わないでください笑


さあ、感謝と謝罪をしてやっとすっきりしました。最後まで自己完結型ですみません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。そして、こんな僕にあとちょっとだけお付き合いください。

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