自分なりの答えです

16Mトロンボーンパートの冨田です。
会計という役職をやっていました。会計の仕事というよりかは、人を急かしてばかりの幹部人生でした。急かす割に返金が遅くなってしまいごめんなさい。
自分の中では、16と17を繋ぐ架け橋になりたいと思ってましたが、16とは何度も衝突し、17にはただなめられていただけだった気もします。でも、幹部メンバーとの飲み会とか楽しかったから、まあよしとしましょう笑
人数の多い幹部でいい意味でエネルギッシュ、悪い意味で暴走する幹部でした。暴走の末、新しい演奏会をひとつ立ち上げ、新歓の体制も大きく変えてしまいました。この是非は兎も角、100人を超える音楽部という大船が、いい方向へ舵を切るきっかけになっていたらいいなと思います。

この時期の部日誌はその人のことを改めて知るいいきっかけになります。一緒に幹部をしてきた部日誌は、例年にも増して、感慨深いものがあります。なぜかmmが仕事していたと褒めてくれたこと、口を開けば選曲の愚痴をしていた河田が語ったブラームスへの愛、そう言えば教育学部だった内野と出会えたことなどひとつひとつに感動していました。僕も、最後の部日誌ということで、やっぱり、何かしら「良いこと」を書いてRTといいねを稼ぎたいという下心が出していたら、宮負に「良いこと」って何ですか?と言われました。この言葉で踏ん切りがついたので、今思うそのままの気持ちを書こうと思います。


僕は音楽部のことがずっと嫌いでした。
...言ってしまった...。
この部活の他人に無干渉で、上手いひとが偉いみたいな風潮がとても嫌いです。だから初心者は放置するし、実際、毎年何人か辞めていくし、あんだけ新歓の時はご飯会に人いるのに、普段の練習後のご飯会は固定メンバー10人程度しか来ない...新歓の時にあったあの何でも受け止めてくれる優しさは何だったのか、新歓詐欺なのか...?

...これ感じているのたぶん僕だけじゃないですよね?幹部の皆さん定演前のエモさで忘れてません?笑
音楽部の人と人との繋がりは人数が増して栄えているような錯覚のもと、本当に大切なものがどんどん薄れているような気がします。

ここで頭の中で一つ浮かんでくること。
僕が音楽部にいる意味とは...?
音楽部じゃなくたって、音楽は出来るし、友達も出来ます。以前から頭に浮かんでいたこのことが、幹部になって、それ以前より考える頻度が増えました。

僕自身、幹部になってすぐ、部活が異常に嫌になって、春定を機に音楽部生活にピリオドを打とうとしていました。以前から何度かやめたいと思うことはあり、そのときに頂点に達していました。細川に相談したらこう言われました。
「いままで自分を育ててくれた部活・先輩に対して恩を返したいと思わないのかい。」
僕にとってこの答えは40点でした。赤点です。
なぜなら、能動的な意味ではなかったから。部活や先輩の恩を返すというある種他人に尽せりの理由はその頃の僕には受け付けませんでした。

結局、自分の優柔不断な性格と、仕事をやらなければならないという使命感によって、部活はなあなあにも続けることとなりました。が、この時「部活にいる意味」の答えは出ず仕舞いで悶々とした日々を過ごしていました。

そんなある日、昨年の定演DVDが配布されました。自分がメイントップを務めた演奏会。ひとりで鑑賞していると、シベ1の4楽章の丸山のソロのとき満面の笑みをしている自分が画角に収められていました。
その時自分の中で、自然と先ほどの問いに対する、ひとつの答えが出ました。
自分が音楽部にいる理由は、
「常日頃から一緒に練習している人と、本番、生の演奏を一緒に生み出していくこと」
なのではないか、と。

最近、一般団体のアマチュアオーケストラに参加することがありました。信じられないことかもしれませんが、社会人も多いため、1stVnは1人。木管も各パート1人しかいない、みたいなことがザラにありました。本番の音楽はすごい良かったですが、何か物足りなさを感じました。
それに対して、亥鼻音楽部は、週2回、実習とかで来れないことはあっても人がちゃんと集まれる部活動です。そんな環境にいると、自然と他人の演奏にも愛着が湧きます。大学祝典序曲でともちゃんといっちゃんが隣で吹いてくれるコラール、くるみ割りでのドロッセルマイヤーのトロンボーンソリ、ブラ4の4楽章のみずなのソロなどなど。プロと比べたら、劣るところは絶対あるのだけど、自分の中での、その曲の、そのフレーズは顔なじみの演奏の方が、YouTubeの音源より心にくるような気がします。
普段から聞いている愛着のある演奏が、本番ホールで響いた時に得られる興奮、高まりは、大学に入ってからホームオケである亥鼻音楽部でしか僕は感じられていません。そんな興奮と高まりを感じた時、音楽部にいて良かったなと心から思える気がします。

100人もいたら各々話したことがない人も沢山いるでしょう。でもひとの音楽は聞くことは出来るし、その音を心から賞賛することはできる。音楽部によくいるわたしコミュ障なんで...っていうひとにも心の中ならできると思います。我々は言葉で繋がれなくても、音楽できっと繋がれます。だって音楽部の皆さんは、音楽が大好きだから。


今でも、僕は楽器を吹くのが苦手です。よく音程とかリズムとかで注意されて南無阿弥陀仏って感じです。でも、小さい頃、母親の弾く「エリーゼのために」が大好きで、音楽を聴くこと自体がずっと大好きでした。今でも変わりません。そんな僕だからこそ、このような答えに辿り着きました。
ここで、宣言します。

「僕は亥鼻音楽部のオーディエンスパートパートリーダーです。」

任期はあと2日です。100点とまでは行かないけれど、僕の中では、納得のいく、3年半で僕の辿り着いた「自分の音楽部でのあり方」なのだと思います。

今日も最後の10分以外は座ってブラームスの4番を聞いていました。ブラームスの4番1楽章の冒頭は純粋に曲として大好きなのですが、それを弾いている皆の顔は真剣で、曲の何倍もかっこよかったです。その姿を見れただけで、「僕はこの日まで部活を続けて良かった」と心から思え、過去の自分自身にも自信を持って「音楽部を選んで正解だった」と言える気がします。


音楽部をやめようか悩んでいる後輩がもしこの部日誌を読んでいたら、納得できないこともある文章だったかもしれない。確かに根本的な解決にはなってません。でも、苦しいときこそ、視野が狭くなりがちです。我々はオーケストラの部活です。本番のために皆でここまでやってきました。
本番は、一旦いろんな悩みを忘れて、みんなの演奏に耳を傾けて、顔を見て、純粋にオーケストラ楽しんでほしい。そうすれば、あなたなりの音楽部にいる意味が自然と見つかると、僕は信じています。

皆さんにお願いしたいこと。そして、自分に言い聞かせたいこと。
本番、ステージには100人を超える仲間と、音楽を導いてくれる先生がいます。自分だけで演奏してるわけじゃない、みんながあなたの演奏を聴きながら演奏しています。本番誰かがうまくいったら心の中でガッツポーズをして、失敗したらフォローしてあげる。ずっと一緒に練習してきた僕らならそれが出来るはず。深く考えすぎず、自分を信じて伸び伸びと楽しく音楽しましょう!それが自ずと良い音になるでしょう。



追伸
「感謝と謝罪」
自分が辛い時に投げやりになっていたのを受け止めてアドバイスをくれた盛さん、14金管のみなさん。本当に先輩方がいなかったらいま部日誌は書いてなかったと思います。ありがとうございます。盛さんはこの部日誌を読んでいたら飲みに連れてってください笑

金管セクションの方、ありがとうございます。
中でも、上が煩い中、いい感じにまとめてくれたセクションリーダーの西原さんありがとうございます。
トロンボーンパートの皆さん、ありがとう。
居てくれるだけで和ませてくれる天使ことがみえるさん、音楽性は違ったけど何だかんだ認めてくれるとこは認めてくれてずっと一緒に吹いてくれた宇川、我儘な先輩2人のお世話をずっとしてくれてた江寺、不器用だけど練習熱心で真面目な信岡、向上心の塊でとても上手な宮負。1年生の時はトロンボーン的降り番なかったけど、いまや降り番あります。まあそんなことより女子が増えてよかったです(?)
毎年、才能に溢れた後輩が入ってきて、新歓期は、後輩に下手と思われているのだろうと卑屈に感じて1年で1番嫌いな時期でした。そんな刺激が自分をここまで成長させてくれたと思います。今も多くの刺激を後輩からいただいてます。ありがたい限りです。
そして、長い間亥鼻、それ以外でも一緒に吹いてきた宇川と江寺と、チームプレイ命で個人的に大好きなブラ4を吹けることに感謝します。流石に本番piu allegroのラシドドレミーで泣いてしまうと思う。この3人だからこそできる音楽があると思うし、いい音で終わりたい。

その他。遊びに行くといつも構ってくれるパーカッションパート。飲み会で一緒にバカみたいに騒いでくれた17Pの子たち。昔はよくホームパーティやらご飯を食べていたえでらとみずな。謎にラウールにたくさんいった、音楽に対してストイックな竹内と、何だかんだ部活のことを考えて愚痴という形の愛情表現をしていた(ことで僕を働かせた)mm。ご飯会行きませんかーといつも言ってくれた内野。ボドゲ会などで遊んでくれた小海。帰りがけにラーメン食べながら悩み相談しあったまよまよ。ずっとくだらない話しかしてないのに仲良くしてくださったあんざいさん隊長さん。卒業してからも何回も飲んでくださったりょーこさんなまためさん。新歓の時からお世話になりっぱなしの15Mのお三方。馬鹿ばっかだけど、サ館に行くといつも誰かしらはいる、音楽部のことが大好きな16。

ここにはあげきれなかったけど、音楽面以外でも部活に入って良かったと思うのはたくさんの人のおかげです。ありがとうございます。

そして、高校のときからずっと一緒で、一番部活のために身を粉にしてたのに、その努力を外には見せず、音楽の熱も一番つよい細川。細川の頑張りを見て、僕も頑張れたところは多かったと思う。ありがとう。

また、この場を借りて謝罪しなければならないことがあります。今回の定演は、自分のことを棚に上げて、他人にこうした方がいいんじゃないと出来るだけ言うようにしました。労力もいるし、その上自分は音感もリズム感もないから言えることは少なかったです。正直、おうちゃんとかともちゃんとかいっちゃんとかまえじまとかたんたんとかかけるんとかトロンボーンテューバの後輩とかからしてみたらかなりうざい先輩だったと思います。けれど、もし自分の言葉をきっかけとして、本番ひとつの音でもいい音で演奏できるようになっていたのであれば、嫌われても怖がられてもいいかなと思ったのでやってみました。
実際僕のアドバイスなんて塵にも満たないものでしたが、アドバイスしようとみんなの音を聞いていた分だけ、本番、みんなの音の1番のオーディエンスパートになれるような気がします。本番の楽しみが増えたのはみんなのおかげです。ありがとう。
あ、でも、幹部上になったら黙るので、嫌わないでください笑


さあ、感謝と謝罪をしてやっとすっきりしました。最後まで自己完結型ですみません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。そして、こんな僕にあとちょっとだけお付き合いください。

テーマ : 思ったことを書いただけ
ジャンル : お笑い

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